「エネルギー使用合理化等事業者支援事業(エネ合)の公募情報」

GROW UP MAGAZINE

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補助金 UPDATE: 2020.06.01

エネルギー使用合理化等事業者支援事業(エネ合)の公募情報

省エネ補助金の定番、経産省の「エネルギー使用合理化等事業者支援事業(エネ合)」の公募がいよいよ5月20日からスタートしました。

本年度の公募では、去年新たに創設された「省電力」という申請区分は廃止されたため、申請方法は例年通り「工場・事業場単位での省エネルギー設備導入事業」と「設備単位での省エネルギー設備導入事業」の2種類で実施しています。

【公募期間】
2020年5月20日 ~ 2020年6月30日(書類必着)まで

【区分】
Ⅰ_工場・事業場単位
既設設備やシステムの改善、プロセスの改善、エネルギーマネジメントシステムの導入等によって工場や事業場等における省エネルギー化を行う事業で、以下のいづれかの条件を満たすもの
(a)一般事業:省エネ率5%以上もしくは原単位改善率5%以上
(b)大規模事業:原油換算ベースで500kL以上の省エネ量を満たす事業
(c)連携事業:複数事業者の連携により、(a)または(b)を満たす事業
(d)エネマネ事業:エネマネ事業者と契約+EMS制御、運用改善等で省エネ率2%以上

Ⅱ_設備単位
以下の既存設備を一定以上の省エネ性能を有するものに更新する事業
<対象経費>
①高効率空調
②産業ヒートポンプ
③業務用給湯器
④高性能ボイラ
⑤高効率コージェネ
⑥低炭素工業炉
⑦変圧器
⑧冷凍冷蔵設備
⑨産業用モータ
※区分Ⅱにて、今年からLEDは対象から外されました。事務局の手間がかかるからか??

多くの事業者は「設備単位」にて申請になります。なお①と③という申請も可能。
事業所ごとで申請ができるため、建物が2か所以上あれば2か所とも申請ができます。
【補助率】
Ⅱ設備単位は設備の1/3

【補助上限額】
Ⅱ設備単位は3,000万円
9,000万円超の投資の場合には3,000万円が補助されます。もの補助などと比べて
非常に大きいですね。

【交付決定】
2020年8月下旬(予定)
※交付決定通知の後に、既存設備の写真提出が必要だったりして、実際に発注ができるのは10月に入ってくることが多いです。

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